【よくわかる】株式投資の基礎⑤「特定口座」と「一般口座」の違い

特定口座ってなに??

せっかく株を始めようと思っているのに、口座開設でつまづいていたら勿体ないですよね。

前回、口座開設についてお伝えしました。
口座開設は簡単なのですが、この「特定口座」や「一般口座」が少しややこしいので迷ってしまう方がいらっしゃいます。

今回の記事でわかりやすく説明していますので、ぜひご参考にして下さい。

証券会社選びなどで迷っている方は下記参照のほど。

<過去記事>
基礎① 【コレを知らないと配当金がもらえない??
基礎② 【株主優待をGETするには
基礎③ 【厳選!おすすめ証券会社】

はじめに①【そもそも株式投資って?

それでは早速、

特定口座・一般口座ってなに?

特定口座と一般口座の違いについて、

簡単にいいますと、

税金をどうするか

を決める口座です。

株で儲かったら税金がかかります。
それをどのように納めるかを「口座」によって分けるということです。

まず始めに、
口座を開設する際に、どちらの口座にするか選ばなくてはなりません。

そして、
実際に売買をすれば儲かったか・損したかが決まります。

儲かれば利益の一部を納税することになるのですが、それを計算する期間というのはいつのコトなのでしょうか?

取引ごと】に儲かったか・損したかを決めるの?

1年間トータル】で儲かったか・損したかを決めるの?

答えは「1年間トータル」でです。
1年間を通じての成績で「儲かった」か「損した」を判断します。

そして、
その1年間の取引を【誰が計算するか】が、最初のポイントになります。

結論からいいますと、

特定口座:証券会社が計算する。

一般口座:自分で計算する。

です。

特定口座と一般口座の違いは、
税金の元となる【取引の計算】を「証券会社が計算する」か、「自分で計算するか」の違いです。

ここまではいいでしょうか?

もう1つポイントがあるので、まずはここまでをおさえてください。

特定口座の【源泉徴収あり・なし】の違い

もう1つのポイントというのは、

特定口座には、【源泉徴収あり】と【源泉徴収なし】の2種類の口座があるということです。

口座開設前に、その違いを確認しておきましょう。

何が違うかといいますと、

確定申告】が必要か・不要か

です。

簡単に説明すると、

源泉徴収あり:確定申告が不要

源泉徴収なし:確定申告が必要

となります。

特定口座(源泉徴収あり)とは

確定申告とは、1年間の所得にかかる税金を計算・申告・納付するものです。

毎年、確定申告をしていますか?

サラリーマンやOLの方ですと会社で年末調整されるため、確定申告はしていないという人も多いでしょう。

源泉徴収あり】にすると、

売買損益の計算も、税金の計算や徴収・納付なども証券会社がしてくれますので確定申告をしなくても良くなります。

確定申告が面倒という方は、
源泉徴収あり】にしておくといいでしょう。

※例外もあります。
・複数の口座を持っている場合
ある口座は儲かっていて、別の口座は損していた・配当金などがある場合には、それぞれの口座を損益通算することができます。その際は、確定申告が必要になります。
・1年間トータルで損失がでた場合
「譲渡損失の繰越控除」という制度があるのですが、それを使うには確定申告が必要になります。

特定口座(源泉徴収なし)とは

一方、

源泉徴収なし】にすると、

売買損益の計算は証券会社がしてくれますが、税金の計算や徴収・納付などは自分でしなくてはなりません。
計算の結果、儲かっていたら【確定申告が必要】なります。

毎年、自分で確定申告をしている人や、複数の証券口座で取引をされている人は【源泉徴収なし】にするのがいいでしょう。

※【源泉徴収なし口座】の譲渡益は、
配偶者控除や扶養控除等の適用の有無を判定する際の合計所得金額に含まれます
ですので、夫の給料で配偶者控除を使っている主婦の方・学生で親の扶養に入っている方などは儲かった時に注意が必要です。控除から外れてしまうかも知れません。

※【源泉徴収あり口座】の譲渡益は、
配偶者控除や扶養控除等の適用の有無を判定する際の配偶者等の合計所得金額に含めなくてもよいことになっています。
ですが、確定申告をすると、合計所得金額に含まれますので「源泉徴収なし」のような注意が必要です。

一度決めたら変更できないの?

源泉徴収あり・なしを決めてしまうと、二度と変更できないのでしょうか?

いえ、そんなことはありません。

途中で変更することができます

変更は、インターネットからや書面でできます。
ただ、いつでもパパッと変更できるわけではありません。
注意点があるので気をつけて下さい。

いつまで】にしないといけないというタイミングがあります。

源泉徴収「あり」→「なし」への変更

その年の、最初の譲渡等の前までで、

その年の、最初の配当金等が行われる前までなら

変更できます。

源泉徴収「なし」→「あり」への変更

その年の、最初の譲渡等の前までなら

変更できます。

最後に

源泉徴収あり・なしの変更は、今年に入って自分が取引をしたかどうか、配当をもらったかどうかがポイントになります。

譲渡等」とは、株式の売却以外にも、投資信託・MRFの解約なども含まれます。
また、配当金の受取方式が自動的に決まってしまう場合がありますので、変更前には、証券会社のHPをチェックするかサポートセンターへ問い合わせするのがいいでしょう。

長くなりましたが、以上が、
特定口座と一般口座の違いとなります。

コレで口座開設ができますね。
口座を開設して、資金を証券口座に移せば、
いよいよ株式売買デビューです!

インターネットで株の売買をしたことはありますか?
こちらの「株の売買の仕方」で詳しくご案内していますので、ご参考にしてください。

そして、忘れている人はこちらも↓
株式投資のリスクについて以前お伝えしました。リスクについて忘れてしまっている人はこちらからチェックお願いします→【株式投資への誤解-3つのリスク